2度目のKKマンション。
不思議なことに、前回あれほどマイナス要素になっていた、窓から見える建物の壁に関しては、私も夫も全く気にならなくなっていました。
リビングにいる時は座っていることが多く、座っていれば壁ではなく空が見える。
それに、家の中から外の景色をゆっくり眺めることなんてほとんどないし、車をちょっと走らせれば山にも海にも行ける。
むしろ、プラスの要素が色々と見えてきました。
・床の色やキッチンの色が、現在持っている家具の色と合う
・駐車場から部屋までの距離が短い
・キッチンの横に勝手口があり、調理中や調理後、すぐに空気の入れ替えができる
・寝室のウォークインクローゼットが引き戸なので、大きめのベッドを置いても干渉しない
完成済みの物件の場合は、カラーセレクトなどができないので、自分好みの内装の部屋を見つけるのが難しいです。
ある程度年数の経った中古マンションなら、リフォームを検討しますが、新築なのにさらにお金を出して床を貼り替えたりするわけにはいきません。
新築未入居のマンションは5件ほど見ましたが、KKマンションが一番好きな内装でした。
欲を言えば、アクセントクロスを貼りたいところではありますが、現時点ではインテリアの方向性が定まっていないので、またいつか検討したいと思います。
そんなこんなで、ここに決めました。
決めたと言っても、すぐに契約書にサインをするわけにはいきません。
一番大事なお金の話をしなければ。
マンション内の事務所にて、担当の方と具体的な費用の話をすることに。
マンションの購入に関わる費用については、これまでに会った色んなマンションの営業の方からも説明を受けていたので、すんなりと理解できました。
しかし、ここは売れ残りの物件です。販売開始時と同じ金額で購入するわけにはいきません。
具体的なやりとりについては割愛しますが、日を変えて何度か交渉し、最終的に納得できる金額で購入できることになりました。
…って、そこ割愛するなよって話ですよね。
すみません。
私も夫も、値引きの交渉はあまり得意ではありません。
家電製品なら、価格コムなどで底値を見て交渉できますが、マンションの値段なんて、何が正解なのか、どこまでの値引きが妥当なのか、全く分かりません。
ですので、ド素人感満載で、わりと無茶な値引き要求をしてみました。
その金額を聞いた営業さんは、「そ、それはさすがに…」と、固まってしまいました。
その日は話が進まず、ひとまず退散。
その後何度かやり取りをした結果、さすがに当初の希望額まで値引きしてもらうことはできませんでしたが、理想に近い金額で契約できることになりました。
デベロッパーによっては、売出し後、何年経とうとも一切値引きしないところもあるようですが、完成済み物件の購入を検討する場合、価格交渉は、してみて損はないと思います。
関西や名古屋の方は、値引き交渉がとても上手だとよく聞きます。
一度、交渉術を学んでみたいです。
その後、申し込み書とローン仮審査用の書類を書いて、あとは結果を待つことに。
続きます。