仕事が終わって保育園に息子を迎えに行き、家に着いてバタバタの夕方。
朝のうちに晩御飯の準備ができなかった日は、お腹が空いた息子を待たせることになります。
そんな時は、晩酌スタイルで、海苔やチーズなんかをつまみながらお茶を飲んで、ご飯ができるのを待ってもらうようにしています。
先日。
息子の大好物の蒲鉾を出して、私はご飯を作っていました。
すると何やらブツブツ聞こえてくるのです。
……シャマ、…カマモコ……ゴジャイマシュ。
オオキク……ノコシャズ……マシュ。
……コマッテイル………オタシュケクダシャイ。
チチトコト、シェイレイのミナ……
アメーン。
(十字を切っている)
!??
私が駆け寄り、
「え?何?もう一回言って?」とお願いすると、
もう、しょうがないな〜
という感じで照れながら、リピートしてくれました。
訳すと、大体こんな感じでした。
「優しい神様
おいしいかまぼこをありがとうございます。
大きくなるように、なんでも残さず食べます。
食べる物が無くて困っている人を助けてください。
父と子と聖霊の御名において
アーメン」
うちの子が通う保育園は、カトリックの保育園で、園長先生が神父さんです。
それで、お祈りをしょっちゅうしているのですが、フルコーラス(?)を披露してくれたのは初めてだったので、驚きました。
大好きな蒲鉾が出てきたことが嬉しすぎて、つい神に祈りたくなったのか…。
そして、
「おかあしゃんも、ちゃんとおいのりせんとだめよー。」
と言われ、
「カミサマ、おいしい納豆ご飯を…」
と祈る母なのでした。